2026/02/27
リフォーム費用0円で入居が決まる?「現状貸し(DIY可物件)」が注目される理由

築年数が経った戸建てやアパートでは、クロス張替え、床の補修、キッチン・浴室・トイレの交換、給湯器やエアコンの修理・入替えなど、直そうと思えば際限なく費用が膨らんでいきます。最初は「最低限だけでいい」と考えていても、解体して初めて腐食や配管の劣化が見つかったり、下地の傷みが想定以上だったりして、追加工事が必要になるケースも少なくありません。結果として、数十万円のつもりが数百万円に、数百万円のつもりが一千万円近くに、という話も珍しくありません。
そうなると、オーナー側の心理は自然にこう動きます。「この費用をかけても本当に入居が決まるのか分からない」「家賃で回収できるまで何年かかるのか」「今はそんな資金が用意できない」。そして最終的に「いったん保留にしよう」となり、空室のまま時間が過ぎてしまいます。
ここで知っておきたいのが、賃貸市場の価値観が変わってきているという点です。もちろん「新しくてきれい」な物件が強いのは今も変わりません。ただ一方で、「完璧に仕上げられた部屋」よりも「自分で作れる部屋」を選ぶ層が確実に増えています。DIYやセルフリノベの情報が身近になり、住まいを“借りるもの”から“育てるもの”として捉える人が増えているからです。
そこで注目されているのが、オーナーが大きな費用をかけず、現状のまま貸し出しつつ、入居者に一定のDIY(改装)を許可する「現状貸し(DIY可物件)」という考え方です。この記事では、オーナーの費用負担を減らしながら、入居者にとっても魅力的な住まいを提供できる新しい賃貸のカタチとして、DIY型賃貸の仕組み、人気の背景、オーナーのメリット、そして何より重要な契約・ルール設計までを、実務目線で丁寧に解説します。[…]



















































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