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幸せな将来のために資産価値をキープできる土地の選び方とは - 株式会社ネクスト・リアルプラン

資産価値をキープできる土地とはどのような土地でしょうか。資産価値を重視するなら土地は吟味して購入する必要があります。これから人口は減少傾向にあります。そのため、ほとんどの土地の資産価値は減るということです。つまり、資産価値は需要と供給に大きく依存します。人口減少が進行する地域では需要が低下し、不動産市場に余剰供給が発生しやすくなります。この結果、土地の資産価値は減少する可能性が高まるのです。
実際に、国土交通省の調査では、二つの予測が出ています。一つ目は、2045年には、4分の1以上の市町村で、総人口が5000人未満になるということです。二つ目は、2045年には、約4分の3の市区町村で、2015年に比べて総人口が2割以上減少するということです。
このことからも土地選びが重要だとわかるのではないでしょうか。
そこで、今回は、幸せな将来のために資産価値をキープできる土地の選び方をご紹介します。

土地の資産価値を維持することの大切さとは

資産価値が下がっても一生住むつもりなら関係ないと考える方もいるのではないでしょうか。しかし、それは嘘です。その理由をご紹介します。

資産価値を維持できれば定年後や老後を豊かに過ごせる

1. 売却・リバースモーゲージ・リースバック といった選択肢によって現金を用意できる
資産価値を維持することは、将来の金銭的ニーズに対応するための手段を提供します。土地の資産価値が維持されていれば、売却、リバースモーゲージ、またはリースバックなどの選択肢が利用できます。これらの選択肢により、現金を手に入れることができ、医療費、生活費、趣味、旅行など、老後を充実させるために必要な資金を確保することができます。

2. 子供に負動産ではなく不動産を残してあげられる
資産価値を保持することは、子供や家族に対する貴重な贈り物です。不動産は代々受け継ぐことができ、将来の世代に安定した財政的な基盤を提供できます。子供たちに負動産ではなく、不動産を残すことで、将来の経済的な成功をサポートし、定年後や老後を豊かに過ごせます。

3. 建物は価値が目減りするが土地は選び方を間違えなければ価値は減らない
土地は建物と異なり、時間が経過しても比較的価値を保ちやすい傾向があります。建物は経年劣化し、価値が減少する可能性が高い一方、土地の価値は選び方を間違えなければ安定します。土地の魅力的な場所に位置している場合、需要が高く、価値が上昇する可能性もあります。そのため、土地を維持することは、資産の価値を持続的に保つ方法として有効です。

資産価値を維持できる土地の選び方

利便性の高い場所を選ぶ

利便性の高い場所を選択することは最重要な要素と言えるでしょう。土地の選択は長期的な視野で資産価値を維持するための鍵になるのです。もちろん、住宅の外観や設備は重要ですが、将来の変化や状況に対応できる土地の選択も同様に重要です。
例えば、急な転居や転職に伴って住んでいる場所から離れることが将来考えられるでしょう。その際に、利便性の高い場所に住んでいると、新しい生活環境への適応がスムーズに行えます。また、現地の不動産市場で賃貸や売却の選択肢が広がります。
その際に重要になるのが駅までの距離です。できれば、駅から徒歩10分以内を選ぶのが好ましいでしょう。
ですので、資産価値を重視するなら、利便性の高い場所を選ぶのがよいのです。このような場所は、住みやすさや需要の高さによって資産価値を維持しやすく、将来の売却や賃貸にも有利です。特に、土地選びの際には、自分が住むだけでなく、投資としても考え、将来的な成功を見越した選択を行うことが大切です。

交通機関参考:https://www.seibu-k.co.jp/blog/2017/10/06/land-how-to-choose-3/

将来人口が減少しない地域を選ぶ

以下の地図を参考に人口が減少しない地域の土地を選ぶのが重要になります。信用できる不動産市場のデータやトレンドを分析し、人口減少のリスクが低い地域を見極めましょう。

出典:https://www.mlit.go.jp/common/001237293.pdf

地域について

地域の高齢化率

高齢化率が高ければ将来土地の資産価値が減る可能性が高いといえます。
高齢化率が高い地域では、若年層の人口が減少し、新たな住民の流入が制限されることが一般的です。これにより、不動産市場における需要が低下し、土地や住宅の資産価値に圧力がかかる可能性が高まります。需要の低下は、売却の際に不利益をもたらすことがあります。
実際に平成 29 年における当社が営業している川口市の高齢化率は、22.36%となっています。 高齢化率を市内の地域別にみると、新郷地域が最も高く 28.22%、神根地域 26.63%、芝地域 24.84%、鳩ヶ谷地域 24.22%と続き、人口増減率が市内で相対的に低い地域で、高齢化の進展が進んでいることが分かります。ただし、高齢化率が 30%以上等、割合が高くなる地区は、市内では少数となっています。

当社が営業している川口市の例

出典:https://www.city.kawaguchi.lg.jp/material/files/group/117/512jinnkou.pdf

同時期に建った住宅が多いと高齢化が将来顕在化する可能性が高い

同時期に建設された住宅が多い地域、特に郊外のニュータウンはその典型であり、高齢化の将来的な課題が顕在化する可能性が高いと言えます。
郊外のニュータウンや特定の時期に建設された住宅地域では、建物の年数や外観、設備などが類似しています。これらの住宅は同じ時期に老朽化の傾向が顕在化しやすいため、将来のリフォームや改修が同時に必要になる可能性が高まります。また、同時期に建設された住宅地域は、高齢者層も同時に加齢します。これにより、高齢者向けの施設やサービスの需要が増加し、地域全体の高齢化現象が加速される傾向があります。そして、若年層が地域を離れ、高齢者層が残りやすくなります。これが高齢化の進行につながります。
つまり、同時期に建設された住宅地域、特に郊外のニュータウンは、高齢化が将来にわたり顕在化するリスクが高いと言えるでしょう。

土地そのものの価値

インフラが整っているか

土地の周辺に整備されたインフラがあるかどうかも価値の要因です。インフラには道路、上下水道、都市ガス、電力、通信インフラなどが含まれます。これらの設備が整っていると、生活の便益が高まり、不動産の魅力が向上します。具体的にご紹介します。

● 道路 広い道路に面している
土地が広い道路に面している場合、アクセスが容易であり、建物へのアプローチがスムーズです。広い道路は駐車スペースの確保や建設作業の容易さにも貢献します。これは不動産の評価においてプラスの要素となります。

● 角地、二面道路
土地が角地であるか、または二面道路に面している場合、周囲からの視認性やアクセス性が高まります。これは通常、不動産の価値を向上させる特徴とされます。角地は建物の配置やデザインにも柔軟性をもたらします。

● 上下水道
上下水道が整備されていることは、住居の基本的な生活環境をサポートします。飲料水供給や排水処理が確保されていると、住民の生活は快適で衛生的であるため、土地の価値が高まります。

● 都市ガス
都市ガスの供給があると、暖房や調理において便益があります。都市ガスの利用は一般的に経済的な選択とみなされ、不動産の魅力を高める要因となります。

治安がよいか

治安の良さは、土地そのものの価値に大きな影響を与え、土地および住宅の価値を高める重要な要因です。
治安の良い地域は、不動産市場において高い需要を持つ傾向です。自分や家族の安全を最優先に考え、治安の良い地域に住むことを好むことが一般的です。需要の増加は、土地および住宅の価値を高める要因となります。
また、治安の悪い地域では、不動産市場の安定性が低く、価格が変動しやすいことがあります。一方、治安の良い地域は、不動産価値の安定性が高まり、投資家にとってリスクが低いと見なされます。これは長期的な資産価値の維持に寄与するといえるでしょう。
そして、治安の良い地域は、家族向けの魅力が高まります。親は子供を安全な環境で育てたいと願うため、家族層にとって治安は重要な要因です。治安が良い地域での家族向け住宅需要が高まることで、土地の価値が向上します。

災害の危険がないか

災害の危険がないか、または低いかどうかは土地そのものの価値に大きな影響を与え、土地および住宅の価値を高める重要な要因です。
地震、洪水、台風、山火事などの自然災害が頻繁に発生する地域は、不動産の価値に悪影響を及ぼす可能性が高いです。反対に、災害の危険が低い地域は、住民の安全性が高く、不動産の価値が安定しやすいと見なされます。
まず、ハザードマップで確認をしましょう。ハザードマップは、地域の異なる種類の災害リスクを示す貴重な情報源です。地震、洪水、土砂崩れ、台風、火山噴火などのリスクが示され、これに基づいて土地や不動産の購入を検討する際に、災害リスクを評価できます。災害の危険性が低い地域を特定し、そうした場所で土地や住宅を購入することができます。

地域の開発された年代

地域の開発された年代が新しい方が、不動産の価値や魅力に多くの利点をもたらすことが一般的に認識されています。
新しい地域は、最新のインフラ(道路、上下水道、電気、通信など)や近代的な設備を備えていることが一般的です。これは住民にとって生活の便益を高め、不動産の魅力を向上させます。また、最新の建築規格や安全対策が適用されることが一般的です。これにより、地震やその他の災害に対する耐性が高まり、安全性が向上します。

狭小地・不整形地を避ける

狭小地や不整形地は、再販価値が通常低くなりがちです。将来的に不動産を売却する可能性を考えると、広々とした整形地の方が市場でより魅力的な選択肢となります。これにより、不動産の価値を維持しやすくなります。
狭小地や不整形地を避け、広々とした整形地を選択することは、不動産の価値を将来下げないために重要です。土地選択の段階で慎重に検討し、将来の利用や再販価値を最大化するために最良の選択を行いましょう。

傾斜地を避ける

傾斜地に建物を建てる場合、地盤の調査や土工作業が必要となり、建設コストが増加します。斜面を均すための地盤改良や保護壁の設置などが必要となり、予算が膨れ上がります。修理に多大なコストがかかります。
また、駐車場など新たに作りたくてもできない可能性もあります。このように傾斜地では、利用可能なスペースが制約されることがあるのです。
そして、傾斜地の地盤は不安定であることがあり、地すべりやがけ崩れ、浸水のリスクが高まります。これにより、建物や住民の安全が脅かされ、価値が低下する可能性があります。
均平な土地を選択し、建設や利用において制約の少ない環境を検討することが賢明といえるでしょう。

日照

土地の価値を将来下げないためにも、日照が不足する場所を避けることは重要です。
十分な日照を受けられる場所は、再販価値を維持しやすい傾向があります。将来的に不動産を売却する可能性を考えると、明るく陽光のあふれる住宅は市場で魅力的であり、価値が下がりにくいです。
日照が不足する場所は、不動産価値を低下させる可能性が高いため、土地や不動産を選ぶ際には、日照を確保できる場所を優先することが賢明です。

まとめ

今回は、幸せな将来のために資産価値をキープできる土地の選び方をご紹介しました。
資産価値が下がっても一生住むつもりなら関係ないと考える方も無関係ではないということが理解できたのではないでしょうか。
資産価値を維持できる土地の選び方として、利便性の高い場所を選ぶことや将来人口が減少しない地域を選ぶことが重要になります。そして、土地そのものの価値を見極めることでベストな選択が可能になるでしょう。資産価値を維持できれば定年後や老後を豊かに過ごすことができます。

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