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空き家売却110番 - 株式会社ネクスト・リアルプラン

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空き地や空き家の管理は手間や時間がかかり、お金もかかります。そのため管理を行わず放置してしまえば、近隣からの苦情を発生させることになるでしょう。

そこで、定期的に空き地や空き家を管理する上で、実際にどのようなことを行えばよいのかご説明します。


空き地はどのように管理する?

まずは空き地や空き家に不法投棄されたゴミなどがあれば片付けることから始めましょう。

利用されていない空き地や誰も住んでいない空き家でありがちなのが、草が生い茂り管理がされていると客観的に見ても判断できないケースです。

この場合、他人の家や土地は汚してはいけないという心理的な意識が下がってしまうことで、このくらいなら大丈夫だろうと不要になったゴミをポイ捨てしたり不法投棄させることになります。

手入れの行き届いた家や土地なら、ここにゴミを捨ててはいけないという意識が高まるはずです。


草刈りを行う頻度は?

次に雑草などが生い茂った状態の場合には、しっかり除去するようにします。草刈りは年に四回は行ったほうがよいですが、冬は雑草が生えにくいので、春と秋に各1回、夏は2回行うとよいでしょう。

砕石やシートを敷いておき、雑草を生えにくくすることも有効ですし、空き地なら整地か舗装するという方法もあります。

空き家の庭や空き地の草刈りを定期的に行うだけでもゴミのポイ捨てや不法投棄を防ぐことができますので、必ず実行するようにしましょう。



空き家の管理はどのように行う?

もし誰も住む予定がないのであれば、使わない空き家は取り壊して更地にするという選択もあります。ただ、更地になった空き地でも雑草除去など管理は続きますし、いずれ誰かが住むかもしれないと考えられるのなら空き家を適切に管理することが必要です。

月2回くらいは家の窓やドアなどを開放して空気を入れ替え、通水作業も行い水道管がつまらないようにしましょう。

郵便ポストに広告チラシなどがたまっていることもあるので、それらも片付けて周囲に空き家でも管理されている不動産であると認識してもらいましょう。

定期的に人が出入りしていることを周知させれば、留守を狙った空き巣被害にも遭いにくいですし、ゴミが投げ込まれることもなくなるはずです。



管理が難しい場合には

空き家や空き地の管理がどうしても難しいという場合は、思い切って土地を有効活用することを検討しましょう。

貸し出したり売却したりなど方法はいろいろありますが、難しい場合は管理を業者などに依頼することもできますので、いずれにしても管理せず放置することだけは避けてください。


現在、空き地や空き家が増えていることが問題視されていますが、特に空き家に関しては老朽化してボロボロになってもそのまま放置されている例も少なくありません。その理由は、課税される税金が関係しているといわれていますが、どのようなことが理由となっているのでしょう。



固定資産にかかる税金

不動産を所有していれば、土地や建物には固定資産税や都市計画税が課税されることになります。

ただ、住宅が上に建っている土地に対して課税される固定資産税や都市計画税については、住宅用地の特例が適用されることで本来よりもかかる税金を抑えることが可能です。

どのくらい税金を抑えることができるのかというと、一般的な空き地など更地状態の土地であれば、固定資産税は課税標準の1.4%、都市計画税は課税標準の0.3%がかかります。

それが住宅用地の特例が適用されることによって、住宅一戸につき200㎡までの住宅用地に対しては固定資産税の課税標準は6分の1、都市計画税は3分の1に軽減されることになり、200㎡を超えた分についても固定資産税は課税標準の3分の1、都市計画税は3分の2に軽減されます。



ボロボロの空き家でも残したほうが得?

このような理由で、例え適正な管理が行われていないボロボロの空き家でも、ひとまずそのままにしておき空き地ではなく空き家として保有したほうがよいと考える方がいるようです。

しかし、現在では適正な管理が行われていない空き家は特定空家等に指定され、行政~管理を行うように指導されることとなっています。もし指導に従わず、何度かコンタクトを取ってもそのままにしているという場合には、強制的に撤去されたり、固定資産税や都市計画税の軽減措置は適用されなくなっているので注意しましょう。



空き家としてギリギリまで保有していても…

空き家として放置していても、いずれ誰か住む予定もなければ取り壊さなければならないでしょうし、もし住むことになったり売却することになった場合にも、老朽化した後ではリフォームなどに多額の費用がかかってしまいます。

そうなる前に適切に管理するか、もしくは取り壊して空き地として保有することを検討するようにしてください。空き家を限界まで残しておいた場合、老朽化した建物から壁や屋根などが剥がれ落ちてしまい、通行人にケガを負わせてしまうといった問題が起きる可能性もあります。

更地にすることで空き地を購入したいという方も出てくるかもしれませんし、空き地のほうが空き家よりも管理の手間は省けます。その他、駐車場などに活用するなど、検討の視野も広がりますので、空き家をそのまま放置するという選択は行わないようにしてください。

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