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一生住む家を買う前に近所にどんな人が住んでいるかを確認する方法 - 株式会社ネクスト・リアルプラン

家を建てるために土地を買う際、不動産屋さんやネットなどで土地の物件情報を、調べるのではないでしょうか。
しかし、それだけでわからないのがご近所にどんな人が住んでいるのかでしょう。
近所の方の情報がわからなくても良いという方もいらっしゃると思います。しかし、近所の方は引っ越した後、長いつき合いになります。そのことを想像すると近所の方は重要だと言うことがわかるでしょう。
そのため、物件情報に記載されている情報だけで土地を判断して買ってしまうと、後悔してしまうことが出てくるでしょう。
そこで、今回は、一生住む家を買う前に近所にどんな人が住んでいるかを確認する方法をご紹介します。

情報サイトで調べてみる・きいてみる

初めにご紹介するのは、情報サイトで調べてみる・きいてみることです。
この作業は必ずした方が良いでしょう。しかし、すべてが良い情報とは限りません。
デメリットとしては、「情報サイトで調べてみること」に関しては、情報サイトの情報は一部の人の意見が大多数の意見として載っている場合があることです。
また、「きいてみること」に関しては客観的な情報ではなく、主観的な情報になってしまうことです。
どちらも確実な情報ではありませんが、ネガティブな情報があったときには注意をする必要があるでしょう。そのため、ある程度の情報リテラシーを持って行動する必要があるでしょう。
また、これから買おうとする近所の情報がピンポイントに載っていない場合、質問してみると良いでしょう。この種のサイトに書き込む人は基本的に利害関係がないので、本音に近い情報を教えてくれるでしょう。

お勧めの情報サイトとしては2つあります。
1つ目が「マンションコミュニティ」(https://www.e-mansion.co.jp/)になります。マンションコミュニティは、マンション購入検討者を応援する口コミ掲示板サイトになります。そのため、マンション購入を検討している方は1度のぞいてみるのもよいでしょう。
2つ目が「5ちゃんねる」(https://pug.5ch.net/kanto/subback.html)になります。地域ごとに情報を書き込まれている掲示板サイトになります。地域の情報を仕入れる際には参考程度に見てみるのも良いかも知れません。

また、情報サイト以外にも最近では、Instagram等のSNSを利用して検索をするのも良いでしょう。例えば、住みたい場所の最寄りの駅を検索してその地域の特長や特色を知ることができます。「#○○駅」で検索することで周辺環境も知ることができます。
このようにできる限り多い情報を仕入れて精査することが重要になるのです。

散歩して調べる

情報を仕入れる際には、散歩をして調べることも重要になってきます。具体的には、欲しい土地があなたの住まいから近いのなら、朝・昼・夜・平日・休日と時間を変えて、散歩をするのがよいでしょう。この際見るべきポイントが何点かあります。例えば、ご近所さんの洗濯物・車・自転車などから、だいたいの「家族構成」がわかります。また、たくさん破れた障子をそのままにしている、庭が荒れている場合にはその家族のある程度の「性格」もわかることでしょう。さらに、ガーデニングに凝っている様子なら「その家の人が庭で過ごす時間は長いかも」と想像できるのではないでしょうか。もしあなたが「ご近所さんと必要以上に関わりたくない」と思っている場合には、後々苦痛に感じるようになる可能性が大いにあるでしょう。

そして、夜の時間帯に確認することで隣人が騒ぐタイプかどうかを判断することができますので、確認するとよいと言えるでしょう。おすすめは金曜日の夜です。金曜日は一番宅のみ率が高く、その日の夜に行って静かだった場合、隣の住人は飲み会をよくやるような人ではないことがわかることでしょう。

また、散歩の途中で近隣の子どもが外で遊んでいたり、奥さんが家事やガーデニングで庭に出ていたりとしたら話しかけてみるのも良いでしょう。その際には、当たり障りのないことを聞くのが良いでしょう。例えば、交通量やゴミ出し、自治会のことです。話しているうちに良い情報を教えていただけるかも知れません。一般的な家庭では、ご主人より奥さんの方が情報通な場合が多いので、ご主人に話しかけるのは賢明ではないでしょう。奥さんは近所の人間関係を教えてくれることもあります。

しかし、ここで注意すべきことは個人情報を必要以上に深く尋ねないことや相手の言葉に誘われて、誰かの悪口を言わないようにすることです。第一印象が悪いとあなたが詮索好きというレッテルを貼られてしまう可能性が高いです。初めて会う相手ですので、ここで話した話は必ず、誰かに伝わることと思い会話をするのが賢明でしょう。

近所の人や最寄りで商売をやっている人に聞いてみる

遠方でなかなか行ける時間がない、散歩をする時間がないという方は「近所の方に聞いてみる」のも良いでしょう。

具体的な聞き込み方法としては、昼間のあまり忙しくない時間帯に検討している土地の近所に行き、隣近所の家のインターホンを押しお話しするのが良いでしょう。インターホンを押した全ての人が答えてくれる訳ではありませんが、中には玄関先まで出てきて、丁寧にいろいろ教えてくれる人もいます。家を建てることや、この土地も検討していることを先に伝えれば、もしかしたらご近所さんになるかもしれないと思って、基本的には変な対応はされないと思います。またそれが不安な方は、手土産を持って訪問する方法もあります。このときに少しお話しすることでご近所さんの情報を知ることができるのです。

そしてもう一つの方法としては、「商売をやっている人に聞いてみる」ことです。ずっと地域で仕事をし、変わりゆく街を見守ってきた地域で商売をやっている方は物件周りの近所の方の情報を沢山知っていることでしょう。特に聞きやすいのは物件から最寄りの場所、「飲食店」、「酒屋さん」、「タバコ屋さん」、「花屋さん」、「パン屋さん」、「新聞屋さん」、「コンビニ」になります。その中でも、新聞屋さんは、朝のご近所状況を知ることができるので聞きに行くのが良いと言えるでしょう。話だけをするのは気が引けるという方も商品を購入することで快くコミュニケーションを取っていただけるのではないでしょうか。

近くの交番で聞いてみる

盲点かも知れませんが、引っ越しを検討している場所の近くの交番で警察官にきいてみるのもよいでしょう。警察官は嘘をつきませんし、情報を持っている可能性が非常に高いと言えます。治安や、騒音・近隣トラブルのことなど、よく事件が発生していれば、警察官も印象に残っています。そのため、引っ越した後のあなたのことも考えてその地域の治安やご近所トラブルについて詳しく教えてくれるでしょう。

集合住宅の場合の注意点

集合住宅であればなお一層近所の方の情報を仕入れる必要があるでしょう。集合住宅だからこそ確認すべきところはいくつかあります。

まず入り口に入る前に確認するのが、「自転車置き場が乱雑でないか」「ゴミ捨て場が汚くないか」と言ったことです。それだけでなく、ゴミ置き場とか自転車置き場で近所の民度がわかります。例えば悪用は厳禁ですが、サドルの高さや色で住んでいる人が男性なのか、女性なのか特定することができます。家の前に自転車を置く方式ではなく、自転車置き場が設備されているところもあるので注意が必要になります。

次に確認するのが、「ポストに郵送物が溜まっているかどうか」です。アパート、マンションによって集合ポストなのか単一のポストなのかまちまちになりますが、ポスト周辺を確認するのが良いでしょう。例えばポストに広告など紙が詰まっていた場合には、その人の性格が無頓着で大雑把で後々のトラブルになる可能性が大いにあるということがわかります。

さらに、全体を通して注意しなければならないこととして「住民に対して注意をうながす貼り紙があるかどうか」です。騒音を出すな!ゴミを出す日を守れ!などの注意書きがあると注意が必要かも知れません。ゴミの日じゃないので平気でゴミを捨てていて、黄色い警告紙が貼ってあるような場合、民度が低いと言えるでしょう。
また、管理人にきいてみることもよいでしょう。ストレートに「となりの住人はどんな人なのか」というのを聞いてみましょう。

あったら不安な反社会勢力の事務所・家を見分ける方法

反社会勢力の事務所が近くにあるのは不安ですよね。稀にですが、意図せず反社会的勢力の事務所・自宅等が付近にあるケースもあります。そこで反社会勢力の事務所・家を見分ける方法をご紹介します。

外見で見分ける

反社会勢力の事務所が近くにあることを外見で判断できるのが、監視カメラが1つでなく複数個もあること、窓が極端に少ないこと、背の高い塀・門扉が付いていることが挙げられます。これらに該当する場合には、反社会的勢力の可能性がありますので聞き込み等は避けるのが賢明でしょう。

不動産業者に聞いてみる

反社会勢力の事務所が近くにあることがまだ不安な場合には、不動産業者に聞くのが良いでしょう。不動産の売買契約において、近隣に暴力団事務所等の通常嫌悪すべき施設が存在する場合、買主は売主に対して、瑕疵担保責任を追及することができます。実際に、裁判所は、「暴力団事務所と交差点を隔てた対角線の位置に所在する土地は、宅地として、通常保有すべき品質・性能を欠いているものといわざるを得ず、暴力団事務所の存在は、土地の瑕疵に当たるというべきである」という判決を出しています。
つまり、不動産業者は近所に反社会勢力の事務所があると物件の瑕疵とみなされます。そのため、嘘は教えない可能性が高いと言えるでしょう。

聞き込みサービスの利用も検討する

これまで近所の方の情報を手に入れるための方法をご紹介してきましたが、ご紹介した方法では気が引けるという方もいらっしゃるでしょう。
また、さらに詳しく情報があった方が安心という方もいるでしょう。そこでご紹介するのが「聞き込みサービス」です。

聞き込みサービスには、2種類あります。
1種類目は、それ自体をサービスとして行っているところです。料金は、5万円から10万円になるでしょう。

2種類目は、売り主から仲介手数料をもらうことを理由にサービス料金を無料にするという会社です。何故、無料になるのかは、売り主と買い主の間に仲介不動産業者として入り、両者から入る仲介手数料、または売り主から入る仲介手数料を収入源としていることが多いようです。

2種類目の無料になるケースを利用する場合には、情報の信頼性が薄くなるリスクも考えられますので、確実な情報を得るためには聞き込みサービス自体を収入源とするような業者を利用し、自分の目でも確認するのが安心かもしれません。
聞き込みサービスの内容は、「ご近所にどんな人が住んでいるか」「ゴミ置き場はどこなのか」「自治会の申し込み方法や活動内容」「地歴」「近隣の土地や私道の所有者」などの情報を得ることができます。

このように「住む人に身近な情報」を提供してくれるのが聞き込みサービスの特徴といえます。さらには周辺学校の評判、騒音や環境面での心配、過去の災害や犯罪歴まで調べてもらえることもあります。

まとめ

今回は、一生住む家を買う前に近所にどんな人が住んでいるかを確認する方法をご紹介しました。
だれでもすぐにできる情報サイトで調べてみる・きいてみることからはじめ、購入を検討している場所の近くを散歩して情報を仕入れることが重要だと理解できたのではないでしょうか。また、近所の人や最寄りで商売をやっている人に聞いてみることや近くの交番できいてみることが大事だとわかったのではないでしょうか。
さらに、集合住宅の場合にはより慎重に検討することが大事になるでしょう。そして、反社会勢力の事務所・家を見分ける方法もご紹介しました。外見で見分ける方法と不動産業者に聞く方法があると理解できたと思います。
そして、さらに詳しく調査する場合や今まで紹介した方法では気が引けるという方には、聞き込みサービスの利用をご紹介しました。
一生住む家を買う前に近所にどんな人が住んでいるかを確認することは、その後の暮らしにも響くので、しっかりと信頼できる不動産会社と共に相談するのが良いでしょう。

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