埼玉県(さいたま市・川口市・蕨市・戸田市)東京都(北区・練馬区・板橋区)の不動産売却をお考えの方にリアルな情報をご提供

不動産購入はインターネットで探すべき?それとも不動産屋に直接行くべきか? - 株式会社ネクスト・リアルプラン

不動産購入の際には、インターネットと不動産屋を利用する二つの方法がありますが、どちらが良いのか悩む方も多いでしょう。物件情報の入手手段としてのインターネットと、現地確認や専門家のアドバイスを得られる不動産屋の両方には、それぞれ異なるメリットとデメリットがあります。そこで、今回は、インターネットで不動産を探す場合の利便性や信頼性、不動産屋に直接行くことで得られる情報の質や現地での確認など、両者の特徴を詳しくご紹介します。

インターネットで不動産を探すメリットとデメリット

まず、インターネットで不動産を探すメリットとデメリットを比較してみていきましょう。

メリット

インターネットで不動産を探すメリットを3つご紹介します。

手軽さと利便性

インターネットでの不動産探しは、日中忙しい人や特定の不動産業者に通う時間が取れない人にとって特に便利です。オンラインであれば、時間や場所に縛られることなく、自分の好きなタイミングで検索を進めることができます。各種不動産サイトは、物件の価格やエリア、間取り、築年数、駅からの距離など、細かい検索条件を設定でき、短時間で自分のニーズに合った物件が見つかる点が魅力です。たとえば、夜中や早朝など、不動産屋が営業していない時間でも自由に探せるため、ライフスタイルに合わせた物件探しができます。

情報の豊富さ

インターネットには、物件の概要や詳細な写真、部屋の間取り、周辺施設や環境、治安に関する情報など、多角的なデータが豊富に提供されています。物件情報は複数のサイトから確認できるため、あるサイトで情報が見つからなくても他サイトで詳細を確認することが可能です。また、実際にその物件に住んだことがある人や周辺住民のレビューも確認できることがあり、物件の長所や短所について事前に調べることができます。さらに、地図機能を使って周辺の交通機関や買い物環境、医療施設の位置関係も一目で把握できるため、物件の選定において幅広い判断材料が得られます。つまり、物件の詳細な情報や写真、周辺環境の情報、ユーザーのレビューなど、複数の情報源から多角的に物件を比較できるといえるでしょう。

費用の節約

インターネットで事前に物件の詳細を確認できるため、気になる物件だけをピックアップして内覧に行くことが可能です。これにより、無駄な交通費や時間を節約でき、効率的な物件探しが実現します。例えば、遠方の物件であっても、インターネットで情報を集めてから実際に現地へ行くかどうかを決めることで、不要な出費を抑えることができます。

デメリット

インターネットで不動産を探すデメリットを2つご紹介します。

信頼性の問題

インターネット上の情報は迅速に更新されるとは限らず、情報が古くなっている場合や、誤った内容が含まれていることもあります。特に人気物件は早く契約が決まってしまうため、閲覧している情報が現在でもあるかどうか確認が必要です。また、不動産情報サイトによっては、売却済みの物件が長期間掲載されたままであったり、写真が実際の状態と異なっていたりする場合もあるため、インターネットの情報のみを鵜呑みにしないことが重要です。

物件の雰囲気が伝わらない

写真や物件情報を見ただけでは、実際に足を運んで感じる「雰囲気」や「生活のしやすさ」を完全に把握することは難しいです。たとえば、写真からは室内が明るく見えても、実際には日当たりが悪かったり、周辺環境の騒音が気になったりすることもあります。したがって、インターネットで得た情報だけで判断するのではなく、最終的な決断の際には必ず現地での確認が欠かせません。

不動産屋に直接行くメリットとデメリット

次に、不動産屋に直接行くメリットとデメリットをご紹介します。

メリット

不動産屋に直接行くメリットを4つご紹介します。

専門的なアドバイスが得られる

不動産屋に足を運ぶことで、専門家から具体的で個別的なアドバイスを得ることができます。不動産購入に関して分からないことや、ローンの仕組み、法的な手続きなども相談でき、購入プロセスの全体像がつかみやすくなります。さらに、エリアに密着した不動産業者であれば、地域独自の情報や地元での評判など、インターネットでは得られないような総合的な情報も提供してもらえることが多いです。

物件を実際に見て確かめられる

不動産屋に相談することで、実際に内覧を手配してもらい、物件を直接確認することができます。現地で見ることで、写真では伝わらない物件の雰囲気や周辺環境の詳細がわかりやすくなります。内覧中には、その場で疑問点や不安点を担当者に直接聞くこともできるため、安心して物件購入を進めることが可能です。物件の状況や設備の状態も、写真や情報だけではわからない部分があるため、実際に訪れることの重要性が再確認できます。

交渉がしやすい

不動産屋で担当者と顔を合わせて相談することで、価格や条件に関する交渉がスムーズに進むことがあります。物件の値引きや条件改善を提案してもらえる場合があり、これがオンラインのみの交渉では得られにくい利点です。また、特定の物件がインターネットに掲載されていない非公開物件である場合も、不動産屋に直接足を運ぶことで紹介してもらえることもあります。

ネットに載っていない物件が見つかることもある

売主の意向により広く情報公開していない物件、不動産会社の意向により公開範囲を限定している物件、物件データ登録の期限が到来していない物件、法令等により、まだ公開できない物件などがあり、魅力的な物件がみつかる可能性があります。こうした物件に出会うことで住まい探しの幅が広がり、条件に合う物件が見つかる確率が高まります。

参考:https://www.jutakujohokan.co.jp/article/2020/12/13/undisclosed-property/

デメリット

不動産屋に直接行くデメリットを2つご紹介します。

時間とコストがかかる

不動産屋に通う場合、物件見学のための移動や、何度も足を運ぶための時間と費用が必要になります。特に遠方の物件を検討している場合、交通費や宿泊費がかかることもあるため、負担が増える可能性があります。また、営業時間内に不動産屋を訪れる必要があるため、平日に仕事をしている方にはスケジュール調整が難しいこともデメリットとなり得ます。何度も訪れる必要がある場合もあるので、注意が必要になります。

プレッシャーを感じることがある

不動産屋で営業担当者と直接話をすると、成約を急かされるように感じたり、営業トークが続くことで自分のペースで検討できないこともあります。場合によっては、希望する物件が見つかるまでいくつかの物件を紹介されることもあるため、リラックスして物件を選びたい方には負担に感じられる場合もあるでしょう。落ち着いて検討できない場合もあることを頭に入れておきましょう。

併用するのがよい

不動産購入にはリスクも伴うため、インターネットと不動産屋を併用することで、利便性と安心感を両立させることが可能です。
不動産探しにおいて、インターネットの物件情報サイトの活用と、実際に現地での内覧を併用することは非常に有効な手段です。自宅にいながらエリアや条件を細かく指定して、豊富な物件情報を閲覧・比較することができるようになりました。これにより、日中の時間が取りにくい方や、仕事が多忙な方でも、自分のライフスタイルや希望に合った物件を効率的に探すことが可能です。
とはいえ、物件選びにおいてインターネットで得られる情報だけでは判断しきれない部分が多いのも事実です。実際に物件の購入を決める際には、必ず現地での内覧を行うことが不可欠です。現地で物件を確認することで、インターネット上の写真や説明だけでは伝わりきらない「物件の本当の雰囲気」や「周辺環境の様子」を体感することができます。例えば、実際に建物を見上げて感じる大きさや部屋の明るさ、周囲の建物や騒音の有無、さらに周辺の交通量などは、写真だけではわかりづらい情報です。また、現地での内覧により、物件内の匂いや空気感、周囲の生活音なども自分の五感で確認できるため、住み心地や自分に合うかどうかを総合的に判断する上で非常に重要なポイントとなります。また、思わぬデメリットに気づくこともあります。インターネット上での情報は、魅力的に見える写真や文章で掲載されていることが多いため、実際の状態と一致するとは限りません。物件によっては、掲載写真が古いものであったり、売り手が強調したい部分が多く掲載され、欠点が隠されているケースも考えられます。このため、ネットで気になる物件を見つけた後は、必ず現地で確認を行うことが重要です。
自分がその物件で生活することを想像しながら、総合的な判断が求められます。インターネットで得た情報と現地での体感を組み合わせることで、より自分に合った物件を見つけることができるでしょう。まずはインターネットで広範囲に物件をリサーチし、希望条件に合致した候補をピックアップしてから、不動産会社を通して現地の内覧を申し込みます。こうすることで、効率的かつ安心して物件探しができ、満足度の高い選択につながります。

参考:https://home-ncj.co.jp/plus-me/fudousan-buy-point

自分の住んでいる地域の不動産屋に相談してみる方法もある

住みたいエリアが自宅から遠い場合や、慣れない地域で不動産を探す場合に、自分の住んでいる地域の不動産会社へ相談するのも良い方法です。通常、不動産業界では物件情報が広く全国の不動産会社と共有されているため、特定の地域でしか取り扱えないという制限はほとんどありません。多くの不動産会社が利用している情報システムやデータベースは、地域を超えた物件情報の提供を可能にしており、全国各地にわたる物件情報を共有する仕組みが整備されています。したがって、住みたい場所が現住所から遠いエリアであったとしても、地元の不動産会社を通じて希望のエリアに関する物件情報を紹介してもらうことができます。
遠方の物件を選ぶ場合、直接現地の不動産会社を訪れるのは手間と時間がかかりますが、地元の不動産会社に相談すれば、担当者に自分の希望や条件を伝えやすく、やり取りもスムーズです。たとえば、物件に対する細かな条件や質問がある場合、顔を合わせて担当者とコミュニケーションが取れるため、自分の希望や質問についてもきちんと理解してもらいやすいでしょう。
また、遠方のエリアの不動産会社にいきなり相談を持ちかけるよりも、自分の住んでいる地域の不動産会社を通すことで、遠方の不動産会社と自分の間に信頼できる仲介者がいる状態が保てるため、契約に関しても安心感が増します。自分の住んでいる地域の不動産会社で担当者を決め、そこで条件の合った物件をピックアップしてもらう形にすることで、契約の手続きもスムーズに進められます。また、不動産会社の担当者同士のネットワークも活用され、希望の地域の不動産会社と情報をやり取りすることも可能で、結果として広範囲にわたる物件の情報が提供されやすくなります。
特に住むエリアをじっくり選びたい場合や、遠方での物件探しを検討している方にとっては、自分の住んでいる地域の不動産会社を活用することで、不安を軽減しつつ、効率よく物件を見つけることができます。

参考:https://www.athome.co.jp/contents/for-lessees/soudan-naiken/near-relocation-destination/%23heading_5

まとめ

不動産探しにおいて、インターネットと不動産屋にはそれぞれ独自の利点と課題があります。インターネットで不動産を探すメリットとデメリット、不動産屋に直接行くメリットとデメリットを把握することはとても重要なことです。インターネットは手軽で情報量が豊富なため、多くの選択肢から最初の候補を絞り込むのに便利です。初期の絞り込みに非常に便利といえるでしょう。一方で、不動産屋に直接訪れることで得られる現地の感覚や専門的なアドバイスは、インターネットだけでは得ることのできない安心感と判断材料があります。担当者に相談すれば、物件の状態や周辺環境についての詳しい情報、そして価格交渉なども含めたサポートが受けられ、不安を減らしながら具体的に検討が進められるでしょう。結論としては、それぞれを目的に応じて使い分けることが理想的です。不動産購入は人生における重要な決断ですので、両者を上手に活用し、最適な方法で理想の住まいを見つけることが重要です。

Copyright © 株式会社ネクスト・リアルプラン All Rights Reserved.