初期費用を抑えて空き地を収益化するには看板広告がおすすめの理由
使っていない空き地をただ放置していても何もよいことはありません。雑草が生い茂り、害虫や害獣を繁殖させたり、ゴミの不法投棄や犯罪の温床など様々なリスクを広げるだけです。
近隣住民の方たちにも迷惑をかけることになるだけでなく、時には重大なトラブルや事件に繋がる可能性もあるため、適切な管理を行うことが求められます。
そこで、空き地に関係のない方が立ち入らないようにするために、「敷地内立入禁止」と記載された看板などを立て掛けておいたり、売却を検討しているのなら「売地」と記載した看板で買い手を探すこともよいでしょう。
ただ、事情があって売ることができない空き地や将来的に使う予定があるけれど今は空き地として管理する必要がある場合など、看板広告で空き地を収益物件に変えてみることを検討してみてはいかがでしょう。
ただの看板ではもったいない!看板広告で土地を収益物件に!
国道などを車で走行していると、大型商業施設や飲食店などの看板広告を目にすることはありませんか?
ただ看板を立てるだけではもったいないので、道路に面して車がよく通る場所に空き地がある場合などは、広告を掲載した看板で収益を得ることも可能です。
看板広告なら、土地を貸し出すだけなので、看板を制作して設置する費用は土地を借りる広告主が負担することとなります。そのため、準備期間もコストも掛からないことがメリットです。
利活用しにくい土地でも有効活用が可能に
また、空き地の面積が狭いことで、収益物件を建てたり駐車場として貸し出すことが難しい場合でも、看板を立てるスペースがあれば活用できます。非整形地などでも利用可能であることは大きなメリットといえるでしょう。
法規制やメンテナンス対策には注意!
ただし、サイズの大きな看板は建築物に該当することになるため、建築基準法に従わなければなりません。この場合、自治体などで基準の定めが異なるため、事前に確認しておいたほうがよいでしょう。
もし設置した看板が老朽化で落下したり台風による強風で飛ばされたりすると、倒れた看板が隣家に激突して家を壊してしまったり、通行人にケガを負わせてしまう可能性も考えられます。
そうなると損害賠償責任を負うこととなるので、定期的なメンテナンスは欠かせませんし、保険などにも加入するなど備えも必要であると理解しておきましょう。
空き地を放置せず看板を立てて有効活用!
看板広告は、収益物件を建てるよりも初期費用を抑えることができ、狭い土地や非整形地などでも利用できる土地の活用方法です。
ただし、法規制に従い、倒壊や落下のリスク対策を行うことは欠かせませんので、その点を理解した上で検討するようにしましょう。