空き家をビジネスに活用して収益物件に変えてみては?
2019/09/18
空き家・空き地
日本は少子高齢化が進んでいますが、それと同時に誰も住まなくなった空き家も増加しており、社会問題となっています。
誰も住むことがなく使い道のない家は価値がないから空き家になってしまうと考えるかもしれませんが、中にはリノベーションなど施せば価値を取り戻し、ビジネスとして活用できるものも多いようです。
空き家を所有しているだけでも税金はかかる
ただ放置していても家はどんどん老朽化し、今はただの人の住まなくなった家かもしれませんが、いずれは朽ち果て周辺住民に不安を与える危険な空き家に代わってしまいます。
それでも家を所有している期間中は毎年のように固定資産税が発生し続けるため、使わない家に対して税金を負担することになります。
空き家に経済的な価値があればビジネスにされ、収益を生む不動産として活用することができます。空き家でも家として住む機能を維持できているのなら、賃貸や売却により収益を生む可能性も出てくるはずです。
古い空き家でもリノベーションすれば価値が生まれる
所有者はいるけれど、その不動産を使用できない事情があるなら、賃貸物件として使用できないか考えてみましょう。ただ、賃貸物件として利用し収益を得ようと思う場合には、入居者を獲得することが必要となります。
古くなった家を借りたいと考える方が本当にいるのだろうか…と思うかもしれませんが、例えば都市部の商業地等で古い空き家をリノベーションし、賃貸として活用するビジネスなどもあります。
資金がなくても転貸することでビジネスに活用できる?
オーナーに資金がないことで放置されている不動産などは、所有者に代わって借り手がリノベーションを行い、一定期間転貸して投資資金や利益を回収するといったビジネスの流れです。
事前に決めた転貸期間が終了後は、借りていた不動産を所有者に返還して後は自己運用する形となります。
ただ、このようなビジネスが成立するのは経済的に価値がある空き家であることが前提となるため、空き家の立地、構造、規模などにもよるところでしょう。
空き家の立地のニーズを探ってみては?
中には空き家そのものを購入し、リノベーションして転売するといったことも行われています。古民家風のカフェや宿泊施設など、古き良き時代を思わせる和風建築の家に魅力を感じる方は少なくありません。
他にも立地の用途に応じた利用の方法はあるはずなので、ニーズに合っていれば欲しいと感じる方は出てくることになるでしょう。
このまま利活用されない空き家を所有していても老朽化を進めるだけですので、何らかのビジネスに活用することを検討してみてはいかがでしょう。