住宅ローンを組んだ当時はスムーズに毎月支払いもできて、何の問題もなかったのに、気が付くと貯金は出来ずむしろ取り崩している状態が続いているという人も少なくないようです。
住宅ローンを組んだことで、後になってやばいと思うケースにはいくつかパターンがあるようですので、このパターンにはまってしまわないようにしましょう。
短期ローンで金利が上昇したケース
住宅ローンを組んだ当初は、短期の金利がとても安くその率は1%違うということから短期でローンを組んだという人もいます。しかし数年後金利は上昇し、支払いが次第に厳しくなってしまったというケースです。
数%金利が上昇するだめでも、住宅ローンは数千万円で組むため支払う金額はかなり高くなる可能性があります。
年収ギリギリでローンを組んだケース
住宅ローンを組む際に余裕を持たさず年収ギリギリで組んでしまうことで失敗するケースも多いようです。しかし家を所有するということは、固定資産税や修繕費などの維持費も必要になります。
月々の返済分しか考えていなければ、これらの費用を支払うことが困難になります。いざ住宅を売却しようと思っても、希望する値段で売ることができるとも限りません。
毎年の固定資産税、修繕費の貯蓄だけでなく、例えば子供の進学資金や自動車購入など、色々な費用が必要になります。
住宅ローンを組む時にはある程度余裕をもった返済が出来る状況をキープすることも必要です。
夫婦の一方が働けなくなり年収が激減したケース
住宅ローンを組んだ時は共働き年収も高く、夫婦合算の収入で融資を受けたけれど一方が働けなくなったというケースです。
例えばケガや病気でやむなく仕事を続けることができなくなり、当初の収入から一気に減少してしまったことで住宅ローンが払えなくなることもあるかもしれません。
どちらか一方が不測の事態に陥った場合を考えて、働けなくなった時の保険などに加入しておくことも必要でしょう。
ローンを組むならしっかりとした返済計画を立ててから
住宅ローンを組んだ当初は問題なくても、後でやばい!と言う状況に陥る可能性はあります。そうなればせっかく購入した家を売ることになる可能性も必要になるかもしれません。
住宅ローンを組むとことはマイホームを手に入れるために必要です。現金で一括で家を購入できるほどの金融資産があれば問題ないでしょうが、ほとんどの人が住宅ローンを利用して家を購入しています。
しかし住宅ローンは借金をすることになります。家という資産を手にすると同時に大きな借金を背負うことになることを理解しておく必要があるでしょう。
一緒に一度の大きな買い物だということを再度良く考えてしっかりと計画を立てて組むことが必要です。