空き家はどのような形で売却したほうがよい?
例えば親が亡くなり、実家を相続したものの誰も住むことなく空き家となっている場合もあります。
その際、思い切って売却したいけれど、空き家をそのままの状態で売ったほうが良いのか、それとも更地にして売ったほうが良いのか判断できません。
そこで、まずはそれぞれどのようなメリットやデメリットがあるのか把握しておきましょう。
そのままの状態で売ることのメリット・デメリット
空き家を解体せず、そのままの状態で売却すれば、特に手間や費用がかからないことがメリットです。ただし売却価格は他の販売方法よりは安くなりがちです。
売ったときに儲けはでなくても、手間やお金、時間をできるだけかけたくない場合にはおすすめできます。
解体して売却するメリットとデメリット
空き家を先に解体してから売却すると、解体する時間や費用、リスクなどを負うことになりますが、高く早めに売却できる可能性は高くなります。
なお、家を解体したものの売れず、所有者の状態で1月1日を過ぎた場合には、固定資産税や都市計画税の住宅用地の特例は適用されなくなりますので注意しておいてください。
売却について誰に相談するのがベスト?
空き家など不動産の売却は、やはりその道のプロである不動産会社に相談することが一番といえます。
ただし、不動産会社も数が多いためどの業者を頼ればよいのかわからないこともあるでしょう。
その際には、相続や空き家問題に強い不動産会社がおすすめです。
そして、売却したい不動産の地域に近い場所の不動産会社のほうが、地場の特性や相場などに詳しいためよりスムーズに売却につながるはずです。
地場ならではのネットワークで、不動産や生活の実情を最も把握しているはずなのでまずは相談してみてはいかがでしょうか。