以前と違って、土地の有効活用も難しくなっています。
それは、単にアパートやマンション、倉庫などを建てれば、多少立地等に難点があっても借り手はたくさんありました。
住宅供給過剰によって、アパートやマンションなどは空室が目立ち、低成長経済や景気の低迷により、 製造業による計画生産、在庫調整で倉庫などの合理化による空き倉庫などの増加。
長引くデフレなどの影響で、製造業等の工場の閉鎖や縮小による工場などの需要減少。
実に様々な要因で、以前は必要としていた不動産の需要が無くなっています。
こうなると、多くの土地などを所有する地主様は、知恵をしぼり、敏感に情報を収集して、資産を活かして
いかなくてはなりません。
最近、日本の現状を反映して、高齢者向け事業者が運営する施設建設の話がおおくあります。
これは駅の近さに左右されない場合があることや幹線道路に面していない住宅地や郊外でも、可能であるというメリットがあります。
8月にサービスつき高齢者向け賃貸住宅を運営希望する法人を地主様にご紹介させていただきました。
つい最近、川口市に新たな施設がオープンしたため、打ち合わせをかねて地主様と見学してきました。
賃貸借の条件等はこれから詰めた交渉をする事となりますが、ひとまずは地主様も大変ご興味を示し
ていただきました。
地主様の資産を最大限有効に活用するご提案も、私たちの仕事です。