変わった形や狭い空き地でも収益不動産として活用できる事例をご紹介!
2018/12/04
不動産基礎知識空き家・空き地
使わない土地を所有している場合、空き地として放置しておくよりも、何かよい活用方法はないかと考えてしまうものです。
しかし、土地活用といえば、賃貸アパートを建設したり、駐車場として人に貸したりといったことが一般的ですが、空き地の広さが十分でなかったり、形状が特殊な場合など工夫が必要になります。
そこで、狭小地や変形地でも、上手く活用して収益不動産に変身させることができる事例をいくつかご紹介します。
隅切りで残った三角地でも活用は可能!
交差点に面した角地だけれど、車が右左折しやすくなるように角で隅切りされた三角地を活用する事例です。
その数坪程度の広さの空き地に、宝くじ販売所や自動販売機、広告用看板などを設置すれば、収益不動産に繋げることができるでしょう。
細長く奥行きが短い土地などでも、自動販売機にニーズが高いならいくつか並べて収益を生むこともできるはずです。
曲がった路地の奥を有効に使う方法
駅前にある土地でも、曲がった路地の奥の場合、駐車場に活用してニーズはあるのかと迷ってしまうこともあるでしょう。
駅前なら確かに駐車場に対するニーズは低くないはずです。しかし、路地の先の角などが厳しいクランクなどの場合、車が出入りしにくいことでニーズが低くなる可能性があります。
そこで、対象を自動車ではなく自転車に変更して、自転車用パーキングとして活用することにより収益を得た事例もあります。
駅前の場合、既にいくつか競争相手になる駐車場が設けられていることもありますし、駐輪場がなくて困っている方も意外と多いものです。
三角地を洒落たショールームに変身!
街の景観を重視した上で、狭小な三角の敷地を活用する時、レンタルショールームに活用するという方法もあります。
頑丈な透明のケースに広告主の商品の見本をディスプレイさせたり、パネルを設置したりなど、広告だけれどのぼりや看板とは違う洒落た雰囲気が特徴です。
ニーズに合わせた活用方法を!
空き地にある程度広さがある場合には、活用方法の種類の枠も広がるでしょう。
しかし、狭小な敷地や変わった形の敷地を空き地として所有している場合でも、状況や使い方によって収益に繋げることはできます。
ただし大切なのは、空き地周辺のニーズの洗い出しです。
何が不足しているのか、何にニーズが高いのかをしっかり調査しておき、有効な空き地の活用方法を検討することが大切です。