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空き家の維持費はどのくらいかかる?自分で管理は可能? - 株式会社ネクスト・リアルプラン

不動産を所有している限りは固定資産税など支払い続ける必要がある税金がありますが、これは誰も住んでいない空き家でも同じです。なお、市街化区域では固定資産税と一緒に都市計画税も課税されます。
どちらの税金の土地と家と別々で計算されて課税されますので、ただでさえ老朽化などで倒壊の危険が危ぶまれる空き家を放置しておく事はリスクでしかないと言えます。
空き家に住む予定があるのなら適切に管理をしていく必要がありますが、固定資産税などの税金以外にどのくらいの維持費が必要になるのでしょう。

 

空き家に電気は必要?


一般家庭で電気を使う場合には、基本料金プラス使用量に応じた電気代を支払う事になります。
そのため電力契約をしていれば、全く電気を使わなかったとしても基本料金を負担する必要が出てきます。
空き家の電力契約を継続しておくかどうかは、定期的に通電することが必要な電気設備があるかなどで変わってくるでしょう。
もし継続するなら普段はブレーカーを落としておくと、電力使用量がない月の基本料金は半額になります。

 

上下水道はどうすれば良い?


水道管を長期間放置したままにすると、サビが出て水が赤くなることがあります。放水を続けるとだんだんと収まってきますが、定期的な通水を行うことが必要です。
ただし定期的に通水するなら上下水道を止めることはできません。上下水道は自治体の運営なので、どのような料金体系かを水道局などで確認しましょう。

・上水道使用料
上水道は配管の外径寸法である呼び径で基本料金が決まり、それに従量料金が使用料によって決まる自治体がほとんどです。
自治体によっては一定水量まで基本料金に含める設定になっていることもありますので、確認しておきましょう。

・下水道使用料
基本料金と排出量である従量料金が基本となることが一般的ですが、基本料金に一定の排出量が含まれる自治体もあります。
下水道使用料についても水道局で確認しておくようにしましょう。

 

空き家の火災保険は?


空き家で置いておくことで近隣に被害を及ぼす可能性を考えれば、何らかの保険に加入しておくことも必要です。
しかし多くの住宅用保険は空き家を対象としていませんので、住宅として使われてないなら加入できません。
空き家の場合は、店舗や事務所など住宅以外の一般物件が対象となる保険に加入する事になり、一般的な住宅用保険よりも保険料は高めです。
ただし空き家に家財が残っていて、一時的に住宅として使用されるなら住宅扱いになるケースもありますので保険会社に確認してみましょう。

 

自分で管理できないなら巡回サービスの利用も検討を


他にも湿気を取り除く定期的な通風や日光の取り入れ、庭木の手入れ、ポストへ投函された郵便物やチラシなどの回収なども必要です。
数か月に1度は空き家に訪れ管理する事が必要ですが、もし遠隔地で住んでいる場合などは管理を続ける事が本当にできるのか、できないなら空き家巡回サービスなどを利用するのかなどを検討する必要があると言えるでしょう。

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