戸田市空き家住み替え補助金とはどのような制度?
戸田市空き家住み替え補助金とは、空き家バンクに登録してある空き家の売買契約が成立した場合、空き家所有者が宅地建物取引業者に対して負担する仲介手数料の他、空き家購入者が行う改修工事や除去工事費用を補助する制度です。
さらに子育て世帯や三世代同居・近居の場合など、補助金が加算される仕組みになっていることもメリットといえます。
補助金を受け取ることが可能となる人
登録促進事業(仲介手数料補助)の対象となるのは戸田市空き家バンク物件登録者です。
改修事業と除去事業については、戸田市空き家バンクに登録されている物件を購入し、補助金交付から5年以上に渡り、自身が居住する意思のある場合です。
どのような費用が補助金として支給されるのか
登録促進事業(仲介手数料補助)で空き家の売主に支給される補助金は、売買契約成立後に支払う宅地建物取引業者に対する仲介手数料です。
そして、空き家購入者には自らが空き家に居住するために行う改修工事(耐震基準を満たしていないときは耐震改修工事を含む)、建て替えなどで発生する除去工事の費用が補助金として支給されます。
補助金として支給される金額
空き家の売主に対し支給される仲介手数料の補助額は経費全額となっていますが、補助限度額は基準額5万円です。
改修工事と除去費用については次の通りです。
①改修事業
補助額 補助対象経費の1/2以内
補助限度額 基準額40万円
加算額 ⑴子育て世帯の場合:10万円
⑵三世代同居・近居の場合:5万円
⑶市内業者・準市内業者施工の場合:5万円
②除去事業
補助額 補助対象経費の1/2以内
補助限度額 基準額30万円
加算額 ⑴子育て世帯の場合:10万円
⑵三世代同居・近居の場合:5万円
⑶市内業者・準市内業者施工の場合:5万円
なお、補助金として支払われるのは、補助額または基準額と加算額を合計した補助限度額のいずれか少ない金額です。
さらに、補助金と併せて独立行政法人住宅金融支援機構のフラット35を利用するときには、金利を5年間0.25%引き下げになるため、安い金利で融資を受けることもできますので有効活用してもらいたい制度といえます。