ニーズが低いと考えられる空き地だとしても使い道はいろいろある!
2018/09/30
空き家・空き地
せっかく土地を所有していても、特に使い道もなくければ空き地のままとなり、負の資産を抱えることになってしまいます。
特に郊外の空き地の場合、活用したとしても儲けが見込めないと放置してしまいがちです。しかし郊外で高い収益が見込めないとしても、そのまま空き地にしていれば固定資産税の支払いや近隣トラブルなどでいろいろなデメリットが生じることになります。
せっかく土地があるのなら
せっかく土地という資産を所有しているのなら、その空き地を上手く活用して負の資産ではなく、プラスの資産へと変化させてみてはいかがでしょう。
空き地にアパートなど賃貸住宅を建てれば家賃収入を得ることができるようになりますが、建物を建てる資金の準備を負担に感じることもあるようです。
しかし、空き地の使い道は賃貸住宅を建てること以外にもいろいろありますので、どのような使い道があるのか確認しておきましょう。
月極駐車場として貸す
初期投資を抑え、将来的に他の用途へ転用もしやすくなる活用方法です。
ただし、アパートを建てて経営するよりも収益性は低くなります。
駅の近くや郊外の住宅地の近くなどの空き地であれば有効な使い道と言えるでしょう。
□時間貸し駐車場
同じ駐車場でも、コインパーキングなど時間貸しを行う方法です。
舗装費用は掛かりますが、専門業者に土地を貸して賃料を得る方式が一般的なので、アパート経営よりは収益性は低くても安定収益を得やすいと言えるでしょう。
駅や観光地の近く、商業エリアの空き地であれば有効な使い道と言えます。
資材置き場に活用
建築資材や重機の保管場所として空き地を貸す方法です。そのまま土地を貸すことになるので、手間や初期費用が掛からない事がメリットです。
郊外の間口が広めの土地などであれば有効な活用方法ですが、ニーズは限られており、資材置き場の需要はどこにでもあるとは限らない点がデメリットではあります。
貸し農園として
ニーズが少ない狭小な土地の場合には、10坪以下の区画に区切って複数の人に貸し、農園として活用する方法もあります。
ただし区切った分、契約の手間が増え、区切る時に水道や柵などの初期投資が必要になることがデメリットです。一括して貸す場合は初期費用もほとんどかからず、管理も容易になるでしょう。
地価が安い郊外の土地で、周辺に住宅が多いエリアであれば有効な使い道と言えるでしょう。
空き地の使い道はいろいろ
このように所有している空き地が郊外にあったとしても、使い道はいろいろあります。ただの更地として放置しておくのではなく、プラスの資産に変えていくことを考えてみてはいかがでしょう。