さいたま市が行う空き家対策
良好な生活環境を阻害する空き家の存在は、その周辺に住んでいる方にとって不安要素でしかありません。
空き家など所有している、または管理している方はまず次のことを心掛けることが大切です。
・敷地内の雑草が伸びて外にはみ出さないように定期的に除去するなどの管理を行う
・不審者が侵入しないように施錠など徹底する
・家屋を空き家にする場合は近隣に連絡先を伝えておく
空き家管理は大切なこととわかっていても、遠方に住んでいて定期的に実施できないケースもあるでしょう。
この場合、さいたま市が設けている空き家対策の相談窓口なども活用できます。
さいたま市の空き家ワンストップ相談窓口
さいたま市では、公益法人やNPO法人と協働して空き家所有者が抱えている色々な相談に応じています。
適切な助言・提案を行うこの「空き家ワンストップ相談窓口」は、さいたま市内に7か所設置されているので利用してみましょう。
たとえば、
「実家の空き家を相続したもののどうすればよいかわからない」
「空き家を誰かに売却するか貸すなど有効活用したい」
「空き家の管理を定期的にお願いしたい」
といった、空き家の相続・売却・賃貸などの利活用・管理などに関する悩みを相談できます。
窓口では相談員が対応し、不動産業者や解体業者、弁護士・税理士などの専門家との連携・協力のもとで具体的な助言・提案が行われています。
シルバー人材センターが行う空き家管理業務も有効活用を
さいたま市では公益社団法人さいたま市シルバー人材センターと協定を結んでおり、空き家管理業務の紹介もしています。
空き家などをさいたま市内で所有しているものの、自分で管理できないという場合には有料で次の業務を代行してもらえます。
・空き家の除草やつたなどの撤去(高さ4メートルまで)
・植木の伐採(高さ4メートルまで)
・窓の開閉を含む空き家の見回り
・網戸やふすまなど簡単な修繕
・簡単な板塀修理などの大工仕事
なお、さいたま市内に住んでいない方でも、市内に空き家などを所有していれば利用可能とです。