2020/01/29

現在、日本では空き家だけでなく空き地まで増え続けている状態です。誰も利用することない空き家や空き地が増えてしまうと、適切に管理されない状態のまま放置されることになり、その周辺に住む方たちに悪影響を及ぼすことになってしまうでしょう。
また、空き家を更地にしたものの、買い手も見つからず利活用の予定もないため空き地のまま放置されているという例もあるようです。
このような場合、空き地に看板を立てることで管理されている土地であることをアピールしたり、広告に利用して収益を得るといったことを検討してみてはいかがでしょう。
空き地を利活用したくてもできない理由
空き地を活用する方法としてまず思い浮かぶのは、例えばアパートを建築して賃貸経営をする、または駐車場として人に貸すといった方法でないでしょうか。
青空駐車場などであれば初期費用などは抑えることができますが、機械式の駐車場であれば費用はかかりますし、また、最近よく目にするようになったトランクルームとして活用する場合などにおいてもある程度の広さが必要です。
アパートを建てるといえば、さらに広い土地でなければ建築できないでしょう。
土地の広さが十分でなく、また、奥に細長くなっていたりいびつな形をしていたりなど、土地の形状もいろいろなので利活用しにくい場合もあります。
ただ、空き地に看板を立てる看板広告であれば、狭い土地でも初期費用もかけることなく土地の利活用が可能です。
看板広告なら空き地で収益を生むことが可能に?
看板広告とは、空き地に看板や広告などを設置し、そのスペースに対する賃料などで収益を得る方法です。
看板を製作や設置にかかる費用はすべて広告主が負担することになるので、空き地を広告主に貸すだけでよいことが大きなメリットといえます。
土地が狭くても看板の設置は可能であることが多いため、その他の利用が難しいいびつな非整形地でも利用できます。
看板を立てたい広告主からニーズが高い空き地の条件
交通量が多い道路の脇にふと大きな看板が立っていると人の目に触れやすいため、そのような場所の空き地なら狭くてもニーズは高いといえます。
一度看板を設置してしまえば、長く設置され続けることとなるので安定した収入につながりやすくなります。
ただし自治体の条例などで看板設置に関する規制はないか、建築基準法や屋外広告物法などの確認も必要です。
もし利活用することができず、ただ保有しているだけの空き地があるのなら、このような方法もあると知っておくとよいでしょう。