2020/03/31
空き地を所有している方などが困ってしまうのは、管理をどのように行えばよいかでしょう。雑草などが生い茂らないように手入れしていても、常に見張っていることはできないためゴミを不法投棄されたり無断で駐車場として使われたりというリスクも考えられます。
このような場合、空き地に設置しておくと良いのが囲いです。そこで、使っていない空き地に囲いをしておくことで、どのような効果が見込めるのかご説明します。
空き地に囲いをすることのメリットとは?
空き地に囲いをすることで、敷地内に簡単に入ることができなくなるため、ゴミを不法投棄される心配や駐車場や駐輪場として勝手に使用されることもなくなるでしょう。
そして売却などを予定している場合には、同時に看板も設置すれば敷地のうちどの範囲が売却対象なのか広さを確認してもらえるのもメリットです。
土地を探している方にとって、どのくらいの広さの土地なのかわかりやすくなるので、購入希望者を獲得しやすくなるでしょう。
看板ではなく、設置した囲いに「売地」と記載したプラカードなどを吊るすだけでも宣伝効果が見込めます。
特に空き地売却を検討している方にとってはメリットに
使わない空き地などを所有していて、購入を希望する方がいれば売ってもよいけれど…と思っていたとしても、購入希望者が空き地の所有者は誰か探し出して直接コンタクトを取ってくることは多くありません。
土地や建物を購入しようとする方は、不動産会社に足を運んで売地として出ている土地はないか確認したり、自宅でインターネットを使い検索したりという方法で土地探しを行います。
希望するエリアを直接歩いて、空き地はないか確認し見つける方もいるでしょう。ただ、その方が自分の空き地を見つけて購入したい!と思った場合でも、連絡先がわからなかったりそもそも売地なのか判断できなかったりすれば、あきらめてしまう可能性もあります。
そこで、空き地に囲いを設けておけば、適切に管理されている土地であることを購入希望者にアピールすることもできるでしょうし、同時に看板などを掲げておくことで一目で売地と判断してもらえます。
囲いや看板の設置されていない空き地のリスク
所有者が誰かわからない空き地などは、遊び場や公園、駐車場の延長線として勝手に使用される可能性もあります。それだけでなく、ゴミが散乱し荒らされてしまうかもしれませんし、周囲からそれらの行為を理由にクレームを受けてしまうとも限りません。
空き地には囲いを設け、看板を立てておくことで適切な管理地であることを周囲に知ってもらうことができますし、簡単に立ち入ることができなくなるので管理も容易になります。
そして空き地を売却したい場合には有効な手法ですので、囲いと看板の設置を検討しましょう。